ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型
FFS理論という特性に応じた勉強の型を教えてくれる本。
本の最初で自分の特性診断がある。
それなりに当たっている気もするが、まぁ人間、どの特性も併せ持っている面はもちろん否めない気も。
学びと感想
FFS理論って??
どんなことにストレスを感じるか?という特性を5分類したもの
どんな種類がある??
- 凝縮性
- ブレないが、頑固
- 受容性
- 柔軟性があるが、周りの要望を聞きすぎる可能性も
- 別弁性
- 白黒はっきりさせる。機械的で冷たいと思われることも
- 拡散性
- 活発。だが飽きっぽい面も
- 保全性
- 慎重・積み上げタイプ。だが、なかなか行動に移せない面も。
自分はどの型??
自分は 保全性, 受容性
-
保全性の傾向がある
- ただし、自分の場合は保全性と拡散性が同点だった(その場合は保全性が優位らしい)
-
受容性が高い。で、従弁性が低い(曖昧でも気にならないということらしい。)
-
1番当てはまる特性として
- 事前に準備して、積み上げて体系化
- 人の役に立ちたい
- 感覚的に全体を捉えようと
- 柔軟に物事を受け入れて、改善を積み上げ。判断は感覚的で、全体のイメージを大切に
-
2番目に当てはまる特性として
- 興味の赴くまま、脈略のない体験から、共通する概念を見出していく
- 人の役に立ちたい
- 感覚的に全体を捉えようと
- 柔軟に受け入れ、積極的にアイデアを出しながら動き、自ら行動して実現しようとする。判断は感覚的で、全体のイメージを大切に
自分はどう勉強すれば良い??
- 勉強する場所を固定
- 1日ごとのノルマを決める
- 仲間に進捗状況を報告
- いま持っている問題集を徹底的に
- ハイレベルな問題には手を出さない
加えて、保全性・拡散性が同点なので
- まずは型をしっかり守って土台作り。
- 基礎ができたら拡散性の強みを出して大胆に動いていく
両方の性質が拮抗している場合、最終的には保全性が出やすくなるらしい。
保全性に向いている勉強の型
- 積み上げて、体系化(世界の標準化)をすることが向いている
- その分野で関連する本をいくつか読んで、外観を掴み、大きな抜けれ漏れをなくす(足元の基礎を整える)
- 順序よく積み上げ「体系化」する
- 型に沿って数をこなし、学び方・知識を少しずつ改善する
保全性の人の注意点
- 型を守ることは大切だが、その型にはまりすぎない。型に閉じこもってしまう危険性があることを意識する
どう目標を立てれば良い??
- 保全性の人は、もし特に目標がないのであれば一番を目指すといいらしい。
- 一番なら周囲から一目置かれ、本人も安心・満足する傾向があるとのこと
日々の記録を取る
- 日々記録をつけ、積み上げを可視化する。
独学大全の勉強ログ的なものかな。
感想
学びの型自体は若干抽象的な部分もあるが、大きな方針を決めるという意味では良いと思う。
自分は確かに、基礎・全体の外観をある程度固めてから徐々にステップアップするやり方をとっていることが多いかもしれない。
そういった意味では自然と保全型のやり方を日々やっていたんだなぁ。